« 「原爆の日」 21万人の市民が無差別兵器に殺されて71年目 | トップページ | 現在の四大公害・環境問題 (弁護士 松森 彬) »

2016年8月11日 (木)

市町村職員の方を対象にした研修「成年後見制度の概要と市町村長申立の実務」で講師を務めました(弁護士 高江俊名)

先月のことになりますが、大阪府下の市町村の職員の方を対象に、成年後見制度の申立手続についての研修会が開催され、講師を務めました。
 成年後見制度の申立は、ご本人やその親族だけでなく、市町村長が行うこともできます。成年後見制度の利用を必要としていても、身寄りがなかったり、親族が疎遠であったりして、親族による後見申立を期待できない人が増えています。中には、ご本人が親族から財産を侵害されているような場合もあります。そのような場合のために、現在の成年後見制度では、市町村長が後見申立をできるようになっているのです。
 最高裁判所の統計によると、市町村長による申立件数は年々増え続けています。
 認知症などで判断能力が低下した人の生活を支援し、権利を守るために、市町村長による申立が積極的に行われていくことが期待されます。 (弁護士 高江俊名)

« 「原爆の日」 21万人の市民が無差別兵器に殺されて71年目 | トップページ | 現在の四大公害・環境問題 (弁護士 松森 彬) »

法律」カテゴリの記事

« 「原爆の日」 21万人の市民が無差別兵器に殺されて71年目 | トップページ | 現在の四大公害・環境問題 (弁護士 松森 彬) »

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
無料ブログはココログ

ウェブページ