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2011年4月の記事

2011年4月18日 (月)

東日本大震災から1か月

3月11日三陸沖で発生した地震は、マグニチュード9という日本観測史上最大の地震で、高さが10メートルもある大きい津波が起こり、1万3000人を超える人が亡くなられ、1万4000人を超える人が未だに行方不明ということです。家族を亡くされた方が大勢おられます。奥様と2人の子どもと親を亡くしたというご主人がテレビで話しをされていましたが、アナウンサーも目を真っ赤にされていました。

また、福島第一原子力発電所で4基の原子炉が大事故を起こし、半径20キロメートルの人が避難されています。今日のニュースでは、原子炉の放射能の除去には早くて6ヶ月から9ヶ月かかるようで、その間は地域に戻れないようです。避難されている人は、13万人にものぼります。

地震後、地元の人々が、大変な状況にあっても、譲りあい、助けあっておられる様子が報道されていました。日本だけでなく、海外でも感動を呼んだようですが、立派だなと思いました。少しずつ支援の手が届いているようですが、仮設住宅の建設は遅々として進んでいないようで、多くの人がやきもきし、また早い支援を祈っておられるのだと思います。

阪神淡路大震災が1995年(平成7年)1月に起こりました。あのときは私も弁護士会で法律問題の回答マニュアルを作るチームに加わり、神戸方面の法律相談に出かけました。今回はカンパ以外に何もできていません。

着実に復興されていくと思いますが、原発と放射能の問題が足を引っ張っているようです。チェルノブイリとスリーマイル島の事故のあと、「人間が制御できないような原子力発電はまだ使えない」と言った外国の政治家がいましたが、わが国のような地震、津波のある国における原発については再検討が要るように思えます。神戸大学の地震の教授が10年以上前に論文で「今回のような原発事故が起こりうる」と言って警鐘を鳴らしておられたようですが、誰も聞かなかったということになります。脱原発に舵を切ることができるのか、エネルギーを何でまかなうのか、今後こそ、未来に向けて英知を絞り、結論を出していく必要があると思います。(弁護士松森 彬)

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