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2009年5月22日 (金)

裁判員裁判が始まりました

昨日(2009年5月21日)、裁判員裁判が始まりました。この日以降に起訴される重罪事件が裁判員裁判の対象になるということで、実際に裁判員が法廷に入って裁判が開かれるのは、7月ころになります。

弁護士会は、長い間、国民の司法参加の制度を求めてきました。私も、以前、大阪府下の国会議員の皆様のところに立法のお願いに行きました。「先進国で国民参加の制度が無いのは日本くらいです」「日本にも、戦前、陪審があり、戦争で中止になっているだけです」というと、驚いておられました。なお、陪審は、国民だけで有罪か無罪かを判断しますが、裁判員裁判は、裁判官と国民が一緒に議論して判断します。ヨーロッパの参審という制度に似ています。

私は、2000年と2001年に、アメリカの陪審を見てきました。陪審員が法廷に入ってくるときは、裁判官を含め法廷にいる全員が起立して陪審員を迎えます。陪審員は国民の代表であり、国民こそが主権者だということでしょう。陪審は民主主義の学校だ、といわれるそうですが、その意味が何となくわかりました。

日本では、これまで、司法は、お上のもの、専門家のものという気分があったように思います。裁判員裁判をきっかけに、市民にとって司法が国民のものになることを期待しています。

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